■アスベストとは
耐 久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れ安価であるため、「奇跡の鉱物」と珍重され、建設資材、電気製品、自動車、家庭用品等、様々な 用途に広く使用されてきました。しかし、空中に飛散した石綿繊維を肺に吸入すると肺がんや中皮腫の病気を引き起こす確率が高いため、2006年現在では 「静かな時限爆弾」と世間から恐れられ使用が禁止されています。また、アスベストが使用されたビルの寿命による立て替えが本格的に始まり、建築物の解体に 伴うアスベストの環境への飛散防止対策が課題となっています。
工事実績
■主な建設元受工事実績
 ・西部体育館アスベスト除去工事
 ・泉中学校特別管理産業廃棄物除去工事
 ・駄知中学校特別管理産業廃棄物除去工事
 ・三国山荘解体工事



■アスベストが使われている場所
 吹付けアスベスト等
  @ 鉄骨造を含む建築物      
    鉄骨の梁、柱、鉄板床      
    空調機械室、ボイラー室や昇降機などの機械室  
  A 鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造の建築物
    駐車場の天井、壁      
    空調機械室、ボイラー室や昇降機などの機械室  
 アスベスト含有建材
 屋根、外壁、内壁、床  など


■アスベスト除去手順
特別管理産業廃棄物管 理責任者・石綿作業及び特定化学物質等作業主任者が作業します。
■事前準備
現地調査の実施
作業計画・要領書作成
工事開始の14日前までに所轄労働基準監督署 長に届出
 
■作業場所準備 
工事の表示 養生作業 機器設置 セ キュリティゾーンの組立設置  
 
・作業区域の入り口に、「関係者以外立入禁止」「石綿工事中」等の表示板を設置します
 
・厚さ0.15mmのプラスチックシート(二重)で、床面の養生を行います。
・厚0.1mmのプラスチックシート(一重)にて、梁下より床までの壁を密着養生します。
 
 除去作業中に飛散する吸入性石綿繊維の低減と、それが非汚染地域に流出しないように、負圧・除塵装置を設 置・稼動して、作業場内を負圧にし、かつ、浮遊粉塵のろ過を行います。 
 洗浄区域、シャワー区域、隔離区域(保護衣着脱区域)の3区域で構成されるセキュリティゾーンを設置します。 
 
 飛散防止対策検査(所轄労働基準局・地域振興局等) 
 
■作業開始     
湿潤化 除去作業作業 施工中サンプリング  封じ込め剤吹き付け  完成
粉じん飛散抑制剤を、噴霧器などにて数回に分けて石綿に散布します。散布後、浸透を確認し、湿潤が不十分の場合は再度散布します。
ケレン棒により、アスベストを掻き落とします。ケレン棒でアスベストを除去した表面は、その状態に応じて再度粉じん抑制剤を吹き付けたり、ワイヤーブラ シ、ディスクカップブラシ等を利用して付着している石綿を取り除きます。
測定を行い、作業場内や周辺環境への影響を測定します。(工事前・中・後期)
封じ込め剤によってアスベスト表面を固化または内部まで含浸させ、アスベスト繊維を封じ込め飛散防止をしま す。
完成後、清掃・除去・封じ込め状態を検査します。養生シートに付着した粉じんの再飛散を防止する為養生シート全体にまんべんなく粉じん飛散防止剤を塗布し ます。また、空中に浮遊している粉じんの沈降を促進させる為、粉じん飛散防止剤を空気中に散布します。
 
■処分     
除去したアスベスト
の処理
養生撤去・清掃 特別管理産業廃棄物
処分場へ運搬・埋立
   
   
除去した石綿を、廃石綿専用プラスチック袋(黄色)に詰めます。
作業場外への搬出にあたっては、再度新しい袋に密封し、セキュリティゾーンを通り搬出します
  
 壁面等養生シートは、粉じん付着面を内側にして適量ずつ折りたたみ、廃石綿専用プラスチック袋(黄色)で、二重梱包の上、搬出します。撤去作業が終了した 作業場内を、除じん装置を稼動しながら、高性能真空掃除機によって清掃します。  
 飛散防止処置を厳重に行い、許可を持つ最終処分場にて安全に埋立処分します。  
 
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